咲き誇る桜を楽しみながら八坂神社と円山公園を京さんぽ

今回は桜の季節に訪れたいお花見ルート、八坂神社から円山公園をお散歩。
この季節にしか見られない、祇園枝垂桜を楽しみながら、まったりした時間を過ごしました。          

賑わっていても どこか落ち着いた風情のある八坂神社

京都らしい町並みに映える「西楼門」を通り、お散歩をスタート。
八坂神社を歩いていると、どこか懐かしい香りがしてきます。厄払いや縁結び、美容などのご利益のある八坂神社は「祇園さん」とも呼ばれ、地元の人たちにも人気のスポットです。

かわいい願掛けうさぎに願いを込めて

西楼門から大国主社まで歩いたら、早速縁結びのお願い事を。お気に入りの願掛けうさぎを選んで、願いを書いた紙を入れて奉納します。

ひっそりと隠れた山鉾を探す

境内をお散歩していると、祇園祭の山鉾を発見。
山鉾巡行で有名な京都の「祇園祭」は、八坂神社の祭礼です。境内にひっそりと隠れている山鉾を探すのも、お散歩のひとつの楽しみに。
少し歩くと、山鉾をかたどった時計台も発見しました。これは「長刀鉾」でしょうか。
何度訪れても、目線を変えると新しい発見があり、毎回楽しませてくれます。

山鉾が収蔵される祇園祭山鉾館へ

毎年7月に開催される祇園祭の10基の山鉾は、円山公園内にある「祇園祭山鉾館」に収蔵されています。祇園祭では、コンチキチンと祇園囃子が奏でられる山鉾巡行。あの賑やかな景色が想像できないほど、山鉾館周囲の空気は落ち着いていました。

八坂神社に隣接する「円山公園」で祇園枝垂桜を堪能

京都市で最も古い公園である、円山公園に咲き誇る「祇園枝垂桜」を楽しみました。開花時期になると公園全体が桜の花で飾られ、いつもとは違った特別な風景を楽しむことができます。

お散歩の休憩に、公園内の喫茶店へ

お花見を楽しんだ後は、円山公園内の喫茶店「開花亭」で一息。私はおやつにおぜんざいをいただきました。優しい小豆の甘みと栗の風味が絶品です。テラス席からは公園内の四季の景色を楽しむことができます。お食事メニューもあるのでお散歩の休憩にランチもおすすめです。

八坂神社から円山公園までのルートは、観光地としてはもちろん、地元の人の散歩コースとしても人気があります。四季折々の表情が楽しめるこのエリアは、どの季節に訪れても美しい景色を満喫できます。すでに訪れたことがある方も、改めて新しい視点で楽しんでみてはいかがでしょうか。

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